つぶやき18
昨晩夫と性コミュニケーションについて話し合った。いわゆるセ ックスについて。
うちは毎回義務的なところがあり、マンネリ化し、私が常に不満を抱えていた。
以前も話し合ったことがあったが、いや、当時は話し合ったというより一方的に話した感じだ。
そしてそれからというもの、多少改善され、それもほんの少しだが、まあ良しとし、性について語るのはタブーという意識が強いためか、なかなか踏み込んだ話はできなかった。
それが昨日、私が最近読んでいる本の中で性エネルギーについて書いてあるのを読み、このままでは問題が山積みだな、少しずつ解決していくことにしよう、ということで、話し合いに至った。
実際には話し合いを始めたというより、私の不満を言うことで、夫も不満を言い、そこから話し合いになった。
お互い意見を交換しあい、改善策を出すことに。
私自身驚いたことは、いつもなら不満をいうことも、ただただ相手に対して、あんたが悪いんだから!という気持ちを爆発させていたが、冷静に現状思っていることを話していたこと、さらに夫の言い返しにより苛立ちと悲しみで泣いていたのが、プッとおかしくて吹き出してしまったことだ。
言っている内容は同じなのだが、意識の変化だろう。
そして、なぜ話そうという気になったのか。
それは相手のことをもっと深く知り、深く繋がりたいと思ったからだ。
表面的ではなく、深いところから。
そしてそれは性エネルギーを有効に使い、一なるものへ戻るキーになるからだ。
クンダリーニにも関連するのだが、そこはまだ勉強中だ。
自分の中の性エネルギーを感じることで、その流れを感じるように意識していく。
今までであれば、何かを思っていることを伝えるのも遠慮していた。
なぜなら、相手を傷つけてしまわないだろうか?、プライドを傷つけてきまわないだろうか?と思っていたからだ。
でも本当は違った。
傷つきたくないのは私自身だった。
傷つきたくない、めんどうだと思われたくない。
そんな気持ちから問題に向き合うことを怖れ、目をそらしていた。
だが、お互いがぶつかり合うことで、お互いの持っている問題を自分で解決するきっかけになることに喜びを見出した私は、タブーとされてきた性コミュニケーションにも積極的に向き合い始めたのである。
その結果どうなったか。
思いの外夫もすんなりと話を受け入れてくれ、お互いの意見も交換し合い、傷つきたくない、嫌われたくない、と感じていたものは全て幻想であったことに気付いた。
自分の心がオープンであれば、相手の心もオープンになる。
私が全てを受け入れる覚悟をしたから、相手も全てを受け入れてくれる。
必要なのは私が変わること。
私の常識、固定概念、心の内に持っているあらゆる幻想、イメージを全て崩していくことだ。
また一歩見えないところの繋がりが深まったのを感じ、じんわりと喜びを感じている。