つぶやき60
私は運動が嫌いだ
私は運動が苦手だ
苦手というより嫌いの方が強い
今ではずっと面倒くさいという理由でやってなかったけど、ふと思い出した
私は走ることが嫌いだ
ちょっと走るだけで喘息が出るから
息が苦しくなって、ヒューヒューゼーゼー音がして立っていても座っていてもきつい
横になるのは絶対無理だから座ってどこかにもたれかかるしかない
運動が嫌いなのは、喘息が出るから
喘息が出たら息が苦しくて、このまま息ができなくなってどんどん苦しくなってこのまま死ぬんじゃないかって
そう思うと怖くなる
小学生のときに一度だけ本当にもう息ができなくなったときがあって、本気で死ぬと思った
どんどん吸える息が少なくなって、吐くことしかできなくて、吸っても吸っても空気が入ってこなくて
もう吸うこともできなくなって
苦しくて苦しくて、死ぬのが怖くて、両腕をバタバタさせて限界だと伝えて
すごく怖かった
当時そのときは家にいたからすぐに吸入器を用意してもらってなんとかなったけど、外にいたら吸入器なんてない
だから、いつどうなるかもわかんない
他の子はあんなに楽に走ってるのになんで?
私は走ることもできないの?
運動もできないの?
だから私は運動することを避けてた
運動することから逃げてた
怖かった
また息が苦しくなってできなくなることが
ここまで書いてまた気づいたけど、やっぱり周りの状況説明とかしだすと私の感情を忘れちゃう
せっかく思い出して感情が浮き出てきても、そこに集中して潜り込まずに、当時はこんなで昔はこうで、あのときはこうでとか言いだしたらもうその気持ちがどっかに行っちゃう
消えてしまう
せっかく出てきたのに、またいなくなってしまう
そうやって私はいくつもの感情を見過ごしてきた
思いのままに書けばいい
思いのままに吐き出せばいい
わかりやすいように状況説明しなくていい
まとめるように話さなくていい
順序だって、支離滅裂でいい
ここでまた気づいたんだけどとか書かなくていい
てゆーかでいい
一瞬一瞬の気持ちを大切にしろ
一瞬一瞬の気持ちの動きに意識を集中しろ
そこに全てがある