あなたの必死な生き様は、私の魂を掻き立たせる
昨日の虚無感から私を救ってくれたのは、彼女のなんでもないような呟きだった
でもそれは私にとってはものすごい意味があるもので、
彼女の必死の生き様を見せつけられて、私は彼女をとてもかっこよく思うとともに、
とても羨ましくも感じた
羨ましくて羨ましくてたまらなかった!!!
絶体絶命の状態を迎えてもなお、それでも叶えたいという、生きたいという欲望
私にはそれがすごく眩しくて、憎くて、ぐちゃぐちゃにしてしまいたいほどの怒りと愛しさを感じた
そして私は私を取り戻した
私は私を生きたいと
私は私を生きる
もう誰にも隷属しない
もう誰にも左右されない
私自身を生きることを強く心に誓った
彼女は私のヒーローだ
16から定時制の高校通いながらバイトして金を溜めて19で自立した。
卒業式を終えた1週間後には家を決め、ライフラインを繋ぎ、住民票の転入届を出して、まだカーテンも寝具もない新居に転がり込んだ。
その日私は泣いた。声を殺す必要のなくなった私はえずきながら、えんえんわんわん泣いた。
夜中から朝方まで、6時間は泣いた。近所迷惑にならないよう、布団を被って喚いた。
涙で瞼が腫れ上がって、さらさらの鼻水しか出ない鼻を何度もかんで、鼻の皮膚は薄く剥がれて真っ赤になった。
ひどい有り様だった。
だけど19年生きて人生最高の日だった。
とても嬉しかった。 幸せだった。
自由になれたことが嬉しくて、初めて幸福で泣いた日だった。
あの日私は、自分は世界で一番幸せだと心の底から想って泣いた。
あの幸福感は忘れられない。忘れてはいけない。
毎日お風呂に入れる。毎日本が読める。毎日自分で選んだ行動をとれる。
もう、何も壊されたり、失くされたりすることもない。
私はあの日、初めて生きてきて良かったと思った。
死ななくて良かったと思った。
そして、喜びで、嬉しさで、止めどなく涙が出る事を知った。
あれからもうすぐ6年。
もう、何十年もいる気がするけど、まだ、6年しか経っていない。
地獄のような毎日からまだ6年しか経っていない。
あなたは彼女に何を感じる?
これほどまでに必死で生きている彼女を羨ましく思わない?
眩しく思わない?
彼女の生き様の全てに心からの感謝と敬服、そして祝福を!!!
生きてくれてありがとう!!!
存在してくれてありがとう!!!!
偽ることなく、全てを表現してくれてありがとう!!!!