本当の自分を知るためのつぶやきブログ

内なる声、意識に耳を傾け、内的探究に勤しむ人間。真実を探るために想いの全てをつぶやいてます

光領域、ポジティブを信仰していた私

ずっとずっと向き合おうとしてきて後回しにしてきたこと

光領域にどっぷり浸かっていた時の話だ

 

今から3年ほど前、3-5年ほど前か、ずっと幸せになることを求めていた

どうすれば幸せになれる?

どうすれば満たされる?

そんな思いをずっと抱え、満たされぬ思いを加速させながら色んなブログを読み漁った

私が満たされないのはなぜ?

私が幸せになれないのはなぜ?

その答えを求めるのに必死だった

そして目ぼしいブログを見つけては読み漁る日が続いた

どんなに自己表現をしても、どんなに私のやっていることを広げようとしても

私は一向に満たされなかった

お金を稼ぐことが一番だと思い、そのノウハウを知ることに夢中になったこともあった

当時の自己表現とは、私がいかにどんなことをやっているか、

どうやったらそれを上手く見せれるか、うまく表現できるか、うまく伝わるか、

ばかりを考えていたため、うまくいかなかったし、もちろん満たされるはずもなかった

 

そんなあるとき、私は出会ってしまった

私の燻る思いを全て満たしてくれる存在に

私はその人に夢中になった

私はその人の言うことが全て正しいと思い込んだ

私はその人の言うことを全て信じ、その人の言うとおりにしていた

そうすれば私は幸せになれる、そう信じ込んでいた

 

私がその人にはまり込んだ理由は、

私の満たされる思いを、上手に満たしてくれたからだ

あなたは特別な存在です

あなたみたいな素晴らしい人は今まで出会ったことがありません

あなたは私にとって、必要な人なのです

 

これらの心地良い言葉たちは一気に私を魅了した

私自身を特別で素晴らしい存在であると認識させるには容易だった

 

そして私はその人にのめり込み、その人のセミナーを受け、

その人の通信講座を受け、ブログとメールを毎日読み、

その人の思うように染まっていった

 

その人と毎週セッションも受けることで、その人は私の心にずっと居続けた

そして私を縛り付け始めた

 

私は幸せになれる、私は満たされることを一心に望み、

その人に約400万円ものお金をつぎ込んだ

私は自分の貯金だけでは足らなくなり、夫にそのお金を出してほしいと要求した

しかし、夫は絶対に怪しいし、だまされている

出すわけにはいかない、そうきっぱり断った

そのとき夫に要求した金額は、1年間のスカイプセッション料280万円だ

毎週1回2時間のセッション、こんなにありがたいことはないと思った

元々は960万円だった

私にだけ特別に280万円で提供してくれるという

私は絶好のチャンスだと思った

これを逃したら、私にはもう二度と幸せになるチャンスは巡ってこない

そう思った

しかし夫に断られた私は、母に相談し、母は何も言わず、私を応援してくれた

そして私が幸せになることを喜び、またそれを私にも教えてねという雰囲気まであった

そして私は280万円を振込、それで私はもう大丈夫、私はこれで幸せになれる

そう思っていた

 

ところがだ

それだけでは終わらなかった

その人はそれからどんどん私に特別オファーを送って来るようになった

本来なら○○万円のところ、あなたは特別に××円

そんなことを手を変え品を変え、どんどん送ってきた

その時初めて、私は怖くなった

もしかしたら、このままいけば私の財産、さらには夫の財産、母の財産まで全て

この人に吸い取られるんじゃないか。。。

 

それは見事に的中した

支払いが少しでも遅れると、自分で言っておいて守らないとはどういうことですか?

ものすごい勢いで私を責め立てた

全て私が悪いと思っていたので、私が改めるしかないと思った

 

このお金のできごとが起こる前、このときもすごい勢いで責め立てられたことがある

 

当時は素敵な言葉を話す、それが唯一幸せになる道だ、

そのようなことを掲げている人だった

 

そして私は日々、美しい、ポジティブな言葉を話したり書いたりすることだけを求められ、そうじゃない言葉を見つけると、その裏に込められた思いを認めるまですごい勢いで迫られた

 

私は何度も泣きながらセッションを受けていたが、

この人だけが私を救ってくれる、この人だけが頼りなんだと

もう判断をすることができなくなっていた

 

そういうことが続いたあるとき、友達との用事が重なり、

予定していたセッションが受けられなくなった

友達との予定までは1時間ほどあったので、通常は2時間のところ、1時間にしてもらおうと思った

しかし、その人がセッションの時間に来なかったので、私はメッセージを送り、

友達のところへ向かった

それからというもの、その人から返事も来ないし、次のセッションの予定もしていないし、そのまま放っておいた

そしたら数週間後、ものすごい勢いで私を批判するメールが届いたのだ

 

あの日セッションを予定していた他の人は、自ら受けられなかったことを詫び、

すぐに次のセッションを受けましたよ

あなたはなぜそれをしないんですか?

もうこのまま離れていっても構いません

どうぞ好きにしてください

 

そんな文章とともに、今まで私を信頼していたことへの絶望をも感じた

 

あなたもどうせ今まで出会ってきた人たちと同じなんですね

自分の本音とは向き合いたくないんですね

 

私は一気に見捨てられたような気がして怖くなった

 

ああ、私はとんでもないことをしてしまった

私はこの人を裏切ってしまった、傷つけてしまった

ああ、どうしたらいいんだ

私はこの人に捨てられたらもうどうすることもできない

せっかく幸せになる方法をみつけたのに。。。

 

私はものすごいパニックになった

それまで毎日届くメルマガではものすごく褒めてくれていたのに

全てを否定された気がして絶望した

 

それでもなんとか気を取り直し、お金を支払い、セッションを続けることになった

それがさっきの280万円である

 

それから私たちの関係は変化し、共に事業をやっていくパートナーになろうということになった

私はもともとそれを望んでいたし、この人となら絶対にうまくいく、そう信じていた

それと共に、パートナーの関係になれば、今のような上下関係はなくなり、対等になり、お金を支払ってのセッションはなくなる、そう思っていた

 

それがだ

これもそうそううまくはいかなかった

その人は、私のレベルになるにはまだまだあなたは遠すぎる

同じレベルになるまでは私から学び続けなければならない

そのためにはセッションという形が必要だし、その対価としてお金が必要となる

その人はそう言ったのだ

 

私は愕然とした

この人は本当に私をパートナーとしてやっていこうと思っているのだろうか?

そう不安が頭をよぎった

 

それからというもの、以前とのセッションのほかに、事業の進め方を話すようにもなった

もちろん、セッションの時間中にだ

私が教えてもらう立場だからだ

ブログはこう書く、メルマガはこんな風にする、セッションやセミナーはこんな風にやっていくといい、などなど

その人が今までやってきたことをそのまま教えてもらっていた

そしてそれをそのまま素直に実行し、毎週報告していた

できていれば褒められ、できていなければ徹底的に反省させられた

 

私は褒められるとすごくやる気を出していてどんどん進めていたが、

少しできてないことを責められると途端にやる気をなくし、全てがどうでもよくなってきた

 

そういうことが何度も続いた後、ついに売り上げを上げていくか、どう次に繋げていくか、という話になった

その時私は確信した

この人はただお金が欲しいだけなんだと

この人はただ、お金と地位が欲しいだけなのだと

 

内容はこうだ

セッションを受けに来た人、相談に来た人は、ほとんど本気では変わろうとしていない

だから、うんうんと話を聞いてあげ、心地良く話をさせてあげる

そしてその人の望みをかなえてあげる

口先では変わりたいというけれど、本音と向き合う言う気はないのだから、

そこを突き付けられると離れていく

だから、ずっとセッションに通ってもらうには、ただただうんうんと話を聞いて気持ちよくしてあげたらそれでいい

そうしたらどんどんお金をもってやってきてくれる

そしてそれに気付くことのない人は、お金の底が付くまで吸い取れる

そしてなくなったら勝手に去っていく

 

こう言い放ったのだ

私は震えて怖くなった

私はこの人を信用してきたのに、この人は私のこともこんな風に見ていたんだと

だからいつも万単位の、何十万単位のものを提案してきたんだと

しかも私は頭が良かった

そこにその人も気付いていて、私を徹底的に利用していたのだ

 

心地良い、素晴らしい、ポジティブな言葉を使うことが幸せになるたった一つの方法

そんな風に掲げながらも、その人の心の内は、真逆の思いで溢れかえっていた

どうりで心地良い言葉を笑顔で発し、ずっとにこにこしている姿に違和感を覚え、

ネガティブとされる言葉を放った時のエネルギー、表情や言い方も含むそれらに、

鋭い刃物のような、全てのものを一瞬で切り裂いてしまうほどの恐ろしさを感じたのはそのためだったんだろう。。

 

それから私はセッション中は心を探られないように、笑顔とポジティブな言葉でキメ、

セッションの前には胃が痛くなるほどの思いを抱え、

セッション後にはぐったりとエネルギーを全て吸い取られたような状態になっていた

 

そういう状態が何週間か続いたとき、私の心はぷっつりと切れてしまった

もう関わりたくないと、心が完全拒否を示したのだ

 

セッションはドタキャン、毎日読んでいたブログとメルマガも読まなくなった

たまに来る個人的なメールも無視していた

もう何もかもが嫌になったのだ

この人といたら、私の全てがなくなってしまう

私の全てが奪われてしまう

私はその恐怖でいっぱいになっていた

 

その人は私を追い、連れ戻そうと必死で、

母にも手紙を書き、私にも手紙が来た

何にも知らない母からも連絡が入った

でも全て無視し続けた

もう二度と関わるものかと腹を決めていた

 

最終的にすごい否定と批判と呪いの念の混じったメールを受け取り、関係は終わりを迎えた

 

長くなったので2に続く