つぶやき55

あのねあのねあのね、どうしてもラテが飲みたくて

ついでにベーグルも食べたくてベーグル屋さんにきた

うん、ここはね、結構人気があるみたいでいっぱい

みんなおしゃべりに夢中でざわついてるよ

うーん、ここでよかったのか、、

まあいいか

ラテの大きいの頼んだらとんでもなくデカイのがきた

はぁ〜やっぱ落ち着く〜

さっきふと思ったのだが、私はコーヒーに依存しているのかもしれない

コーヒーというよりはラテになんだが、それはどっちでもいい

依存してるってもしかしたらそんなに悪いことではないのかもしれない

むしろいいことのように思える

だってそれに依存してる間はなーんにも考えなくていーんだもん

嫌なこともぜーんぶ忘れちゃうんだもん

脇に置いて感じないようになるんだもん

見ないように感じないように

そうするには手っ取り早いよね

はぁ〜落ち着く〜はぁ〜気持ちいい〜に浸っとけばいいんだもんね

それってね、何かに集中＝没頭することも同じだと思ったんだ

集中してる間はなーんにも考えなくていい

全てのことから解放される

こんなににいいことはない

何もかもから完全に自由になれるのだ

依存も集中も没頭も

根本では同じだと思ったんだ

そう、小さい頃、昔は勉強に集中してた

それはもう割と何時間でも集中できて

理解していくことが快感だった

それと同様、どこかの毛を抜くことも異常に集中した

それはもう毎日欠かさなかった

唯一の私の癒しの時間でもあった

それぐらい全てのことから解放されるのだ

集中することによって

パズルも同様だ

一日中ずっとしていられる

それだけに集中できるのだ

でもそれは行き詰まると飽きるのが問題

今、私はまた髪を抜いていた

今というよりは最近だ

自分と向き合えば向き合うほどに、固めていた鎧がなくなり、本当の自分が剥き出しになる

それ故、今までなんとも思わなかったことに敏感になり、生き辛さが増している

でもこれは私が望んだこと

私が望んで創造した現実

生き辛さのどん底に落ちることで、其処を這いつくばって生きることで、私は何かが見えるような気がした

そこを生きることで、今まで感じてなかった、今まで追い出してきた自分の感情と向き合うことで、本当に望むものが見える、そこに辿り着く、そう思ったのだ

ずいぶんと私が見て見ぬ振りをしてきた、感じないふりをしてきた、苦しかった、悲しかった、虚しかった思いが、一気に打ち寄せてくる

一気に私を飲み込んでしまう

それほどに、私は私の感情を追いやり、蓋をし、殺していた

そして私は何も感じないように呑気に暮らし、強い私を演じ、何事もなかったように生きてきた

その結果を今、清算するときだ

全ての感情、全ての思いを、自らのものとして責任を持って認め、抱き、受け容れろ

それには苦しみが必要だ

もがき苦しむことが必要だ

その想いを避けて生きてきたお前にとって、それを感じきることが絶対任務だ

もう逃げられない

感じ尽くせ

その苦しみを、その寂しさを、その悲しみを、その虚しさを

それを感じきったその先に何を感じる？

そこを感じない限り無意味な行動となる

苦しいだろう？

寂しいだろう？

悲しいだろう？

助けて欲しいだろう？

孤独だろう？

虚しいだろう？

お前がそこまでして追いやってきた自らの感情を感じるがいい

そして遠くへ追いやってきた自分自身を取り戻せ

今のお前自身と統合せよ

その子はずっとお前を待っている

お前が気づくまで、お前が迎えに来てくれるまで、ずっと一人で待っている

当時の苦しみや、寂しさ、虚しさの全てを抱えて

のうのうと生きる資格はない

お前にはやるべき任務がある

過去である、置いてきた追いやってきたお前の感情全てを感じ尽くし、抱きとめ

、受け入れ、統合せよ

何度も言うが、それが今お前のすべきことだ

それ以外は何もない

苦しめ、苦しめ、もっと苦しめ

地の果てまで落ち尽くせ

お前の居場所はそこにしかない