本当の自分を知るためのつぶやきブログ

内なる声、意識に耳を傾け、内的探究に勤しむ人間。真実を探るために想いの全てをつぶやいてます

つぶやき26

私は私が持っているお金の中から、少しずつ別に分け、ある程度まとまったお金を作っていた。

私はいつも夫からお金をもらい、なくなれば都度貰っている。

何か大きな金額のものが欲しい時は一応夫に言うが、何か言われると面倒なので勝手に買うことも多くなった。

そういうときは現金では足りないのでカードで買う。

カードで買うと明細が出るので夫から質問を受けることになる。

毎回それが続くのが嫌で、あるとき私はいつかのためにまとまったお金を作ることにした。

毎日カフェに行った気になり少しずつ分けていく。

それが続くとかなりまとまった額になった。

そしてそれをこっそり使うのだが、なんだかいい気がしない。

なんだか悪いことをしている気がする。

夫に黙ってお金を盗んでいるような気がする。

なんだか心地悪い。

胸が締め付けられてくる。

欲しいものを買うことでその気持ちを見ないふりをしてきた。

私が貯めたんだからって思うようにしていた。

でもやっぱりなんか心地悪い。

喜ばしいやり方ではない。

悪質な盗みだ。

盗んだお金でものを買うので、自分の財布は何も痛くない。

でも心が痛む。

なんだ?この苦しさは

もう何年も前の話なのに、胸が締め付けられる

本当はずっと悪いことをしたと思っていた

黙ってお金をとるなんてダメに決まってる

それなのに、自分のことしか考えてなくてやってしまった

まだ何か隠している?

小さい頃にもおばあちゃんにお小遣いをもらっていた

遊びに行くたびにもらっていて、いつも勝手に財布から取って、と言われていた

200円頂戴と言いながら、いつも一番大きな500円玉を取っていた

これも明らかに盗みだ

子供だからって許されるわけではない

身内だからって許されるわけでもない

なんでこうやって人のものを勝手に盗むのか?

生きるためには盗みも必要?

生き抜くためにはやっちゃいけないことでもやる必要がある?

それを正当化する?

実際、そういう時代はあったし、その時代を生き抜いてきたかもしれない

でも今は違う

待て、完全に否定して切り捨てる前に、そのときの声を聞け

そいつの想いも聞け

言い分はなんだ?

家族を養うには食べ物が必要で、買うお金もない

だから盗むしかないんだ

そうしなけりゃ死んでしまう

これは生きるか死ぬかの問題なんだ

盗むではなく、分けてもらうことはできなかったのか?

周りはみんな敵で、誰も信用できなかった

信用したら全部取られちまうからな

だからみんな自分たちのことで精一杯だったんだ

本当はそんなことしたくなかったけど、そうするほかなかったんだ

俺のことは裁いてもいい

ただ、家族のことは見逃してくれ!!

家族は何もしていない

ただ黙って俺の帰りを待っているんだ

なんかここまで聞いて、今はそんな必要ないなって思った

そこまでして盗む必要ある?

だれかと分け合えばいい

ただそう思った

今ならそれが簡単だから

その行為を正当化するわけじゃないけど、生き抜くためにはそういう時代もあったというだけ

 

なんだかそれ理解したら、すごく楽になった

次からは違う選択をするだけだと